畳の種類・選び方

2020年12月21日

畳の種類や畳の選び方

新畳か表替えか?

畳替えは、まず新畳にするか表替えにするか、どちらかをお選び頂きます。
・新畳→畳床(畳の土台)と表面の畳表、縁(へり)をすべて新調します。
・表替え→表面の畳表の張り替えと縁の交換です(畳床はそのまま使います)。

一般的に畳床(畳の土台)は長持ちする為、6割以上のお客様は表替えです。

畳床はできる限り補修しますので、表面の畳表だけを張り替える方がご予算を抑えられます。
しかし、畳の状態により新畳しか選べない場合がございます。

  • 縁付き畳から縁(へり)なし畳(正方形)に替える場合。
  • 畳床を20年以上替えておらず、踏むとフワフワした感じがする。
  • 畳と畳の隙間が、空き過ぎている。
  • 畳床にダニやカビが発生している。

など。

畳表の選び方

新畳か表替えか決まれば、次に最も重要な畳表の素材選びです。
畳表の素材は2種類から選んで頂けます。

○いぐさ畳表(純国産、または海外産)
・香りや肌触りなど自然の風合いを味わえます。

○化学表(和紙表、または樹脂表)

・カラー豊富で組み合わせ自由、お洒落な雰囲気を愉しめます。

畳表の素材が決まれば、いぐさ畳表はランクの選択、化学表は素材やカラーの選択をして頂きます。

畳表が決まれば、次は縁(へり)選びです。
縁なし畳をお選びのお客様は、ここで畳選びは完了です。

新畳の畳床選び

新畳にされる場合は、次に畳床を選んで頂きます。

畳床の種類は、建材床(※1)・藁床・藁サンド床(※2)がありますが、現在では住宅様式の変化による機能性や価格面から、ほぼ建材床を使用しています。

  1. 建材床→インシュレーションボード(畳ボード)とポリスチレンフォーム(断熱材)の組合せ
  2. 藁サンド床→藁とポリスチレンフォーム(断熱材)の組合せ